海外旅行では、電車の切符を買うこともひと苦労ですよね。そこで今回はストラスブール市内を走っているバス・トラムのチケットの買い方を詳しく書いてみようと思います!

まず、ヨーロッパでは大半の国で「改札」というものが存在しません。性善説から来ているのでしょうか、チケットを買って乗るのが当たり前なので必要ないのでしょう。その代わり電車に乗っているとたまに「コントローラー」という切符をチェックする係員の人が回ってくることがあります。この時に切符を見せれば問題ないのですが、チケットを買わずに乗った or 買ったのに「ヴァリデーション(打刻)」をしなかったなどの不手際が起こると、問答無用で切符の何十倍もの罰金が科されます。

なので、電車に乗るときには間違えずに切符を買いましょう!

ここではストラスブールのバス・トラム(CTS)の券売機の画面を一緒に見ていこうと思います。バスもトラムも同じ切符を使用します。切符は全線同一の料金で、打刻してから1時間以内はどこまで行っても(バスとトラムの乗り換えを含め)同一料金です。以下、ストラスブールを訪れた人が片道切符を買うことを想定して画面を一緒に見ていきましょう!

この画面、左は「チャージ」、右は「新しく購入」

なので初めてチケットを買う人は右の新しく購入を選択します。

操作はこのリングを回します。決定は中央ボタンを押す。(タッチパネルの場合もあります。)
左側は「TARIF URBAN(市内料金)」。右側の「TARIF COMBINES(駐車場料金などがセットになった特殊なチケット)」はほとんど利用することが無いでしょう。

左のTARIF URBANを選択すると以下の画面が出てきます。

上段「片道」「片道×2枚」「片道×10枚」
中段「片道×10枚(割引)」「24時間乗り放題1人用」「24時間乗り放題2~3人用」
下段「スペシャルレーシングチケット」「SIGスペシャルチケット」「エンツハイム空港までのトラム及びTGVを含んだチケット」

選択肢は上段「片道」のいずれかもしくは、中段の「24時間券」でしょう。観光で何度も乗る機会がありそうなら24時間券をお勧めします。三回乗れば元が取れる計算です。

写真は「片道×2枚」を選択した例です。まとめの画面が出てくるので、ここでカードか小銭を入れます。お札は入らないので要注意です。
カードを入れた場合この画面が出てきます。右側にあるカード専用テンキーで操作してくださいとの指示
領収書  「はい」「いいえ」
クレジットカード利用票  「はい」「いいえ」

というわけで、念願のチケットゲットです。電車に乗る前にホームにある打刻機にタッチするのをわすれないでください。

これを忘れると罰金を取られてしまうので注意してください!!!

では、素敵なストラスブール滞在を!!  ボンヴォワイヤージュ(´▽`*)

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