以下長野市芸術館さんのレポートを引用させていただきます。ご来場いただきました皆様、どうもありがとうございました!

【市役所ロビー・コンサート 終演しました】
1月18日の市役所ロビー・コンサートは、小暮浩史さん(ギター)が出演。
クラシックギター1本の演奏をじっくり堪能できる、特別な時間となりました。
まずはJ.S.バッハ《無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調BWV1007より プレリュード》でゆったりと始まりました。A.バリオスのワルツ第3番と第4番は、それぞれ大きく異なる曲調で、印象の違いを楽しめる演奏です。


ギターにもさまざまな奏法がある中で、今回のMCでは「トレモロ」を紹介。トレモロは、1つの音を小刻みに連続して発音する奏法です。
「クラシックギターはヴァイオリンなどの弦楽器と違い、発した音は減衰していく。トレモロを用いることで、音が伸び続けているように演奏することができるんです」との説明に続けて、F.タレガ《アルハンブラの思い出》を披露。
この曲はトレモロを使った代表的な曲で、クラシックギターといえばこの曲を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
懐かしさを感じさせるメロディや繊細な指運びでつながっていく音に、会場中が聴き入りました。
続くS.マイヤーズ《カヴァティーナ》も、クラシックギターの名曲。やさしくあたたかいギターの音色で、心が癒される演奏です。


そして最後はA.C.ジョビン(R.ディアンス編)《フェリシダージ》でフィナーレ。エネルギッシュで緩急が心地良く、ギターの格好良さが詰まった華のある1曲です!
アンコールでは、「2024年は悲しい幕開けで無力感もあるけれど、手をとり合って、支え合っていける世界であれば良いなと思います」と願いを込めて、《花は咲く》をギターで披露しました
超絶テクニックとあたたかな音色で、1本のギターから鳴っているとは思えないような音の奥行きをたっぷりと楽しめるミニコンサートとなりました。
次回は3月21日(木)12:15から、長野少年少女合唱団のコンサートをお届けします。お楽しみに!
ご来場ありがとうございました。

<本日のアンコール>
花は咲く

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